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フルーツが体に良いということは、誰でも知っていることだと思います。
ただ、その理由についてはよく分からないという人も多いでしょうから、これを機にフルーツの栄養素について勉強してみましょう。
核となるビタミンの栄養が疲労回復などに役立つ
フルーツが体に良いのは、何といってもビタミンが豊富に含まれているからです。
フルーツの核となる栄養素とも言えますし、これ無しには語ることはできません。
主な栄養素としては、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンEを挙げることができます。
それぞれ効果や役割は違いますが、病気の予防であったり、疲労回復やストレス解消、免疫力増加や老化防止など、色々な効果をもたらしてくれるのです。
また、健康面以外に関しても、美容や美肌効果、ニキビ防止などにも役立つので、そういった意味でもビタミンは欠かせない存在だと言えるのです。
よく、年齢を重ねても綺麗な人がいますが、そのような人はビタミンをしっかりと摂取しているからこそ、美しい見た目を維持することができているのです。
フルーツの種類によってビタミン量は異なる
例えばイチゴやレモンやキウイの場合は、ビタミンCがかなり豊富に含まれています。
一方でバナナやスイカなどは、ビタミンB群が多く含まれている傾向にあります。
そしてビタミンEに関しては、桃やさくらんぼや梨に多く含まれているのです。
このように、フルーツの種類によってビタミンの量は異なるのです。
そのため、できるだけ色々なフルーツを幅広く食べることが理想的なわけです。
そうすることで、バランス良く色々なビタミンを摂取することができるのです。
栄養素を摂取できる理想のフルーツを食べ方
フルーツの栄養素をしっかりと取り込むためには、フルーツの食べ方も重要な要素になってきます。
例えば、よく食後にフルーツを食べる人が多いですが、本来は食事をする前に食べた方がいいのです。
なぜなら、食後は胃の中にいろんな消化物がある状態なので、フルーツを食べてもしっかりと消化してくれず、栄養素を十分に取り込むことができなくなってしまうのです。
でも食事前であれば、フルーツだけをしっかりと消化してくれるので、余すことなく栄養素を体内に取り組んでくれるのです。
しかも、フルーツを食べることで消化も活性化されるので、その後の食事にも良い影響を与えるのです。
食後だと絶対にダメだというわけではありませんが、可能な限り食前に食べるようにしたいところです。
フルーツのダイエットに大いに活用できる
フルールは、ダイエットをしている人にも大いに活用することができます。
肥満防止効果があるのはもちろん、満腹感を与えてくれるので食べ過ぎや間食を防いでくれるのです。
しかも、ビタミンや食物繊維も豊富に含んでいるので、ダイエット中の栄養不足も防いでくれるのです。
フルーツの食べ過ぎには要注意
ただ、いくら体に良いフルーツであっても、過剰に食べてしまうと逆効果になりかねません。
どのフルーツも、果糖がそれなりに含まれており、しかもエネルギーも砂糖とほとんど同じなのです。
むしろ、果糖は砂糖よりも体に蓄積されやすいことから、過剰摂取してしまうと太る要因になってしまうのです。
ただし、適量であれば色々なメリットをもたらしてくれることも事実なので、食べ過ぎないということさえ守れば、積極的にフルーツを食べることによって、健康な体を維持することができるわけです。
そもそも、フルーツだけに限ったことではなく、どんな食物でも食べ過ぎるのは良くないのです。